ホームページが遅いと感じたら原因を一つずつ確認しよう
ホームページを見ていて、
- ページがなかなか表示されない
- 画像が出てくるまで時間がかかる
- スマートフォンだけ重い
- 管理画面は普通なのに公開ページが遅い
- 最近になって急に表示が遅くなった
と感じることがあります。
表示速度が遅い原因は一つとは限りません。
画像が大きすぎることもあれば、WordPressのプラグインやレンタルサーバー、外部サービスの読み込みなどが影響している場合もあります。
この記事では、ホームページの表示速度が気になったときに、まず確認したいポイントを7つ紹介します。
1.画像サイズが大きすぎないか確認する
ホームページが重くなる原因として、まず確認したいのが画像です。
スマートフォンで撮影した写真や、デザインソフトから書き出した画像をそのままアップロードすると、1枚で数MBになることがあります。
ページ内に大きな画像が何枚もあると、その分読み込みに時間がかかります。
特に確認したい画像
- メインビジュアル
- ブログ記事のアイキャッチ
- 店舗写真
- 商品画像
- 背景画像
- ギャラリー画像
必要以上に大きな画像を使用していないか確認してみましょう。
たとえば、実際には横幅800px程度で表示する画像なのに、4000px以上の画像を使用しているケースもあります。
表示サイズに合わせて適切に縮小するだけでも、ページが軽くなることがあります。
2.画像形式を確認する
画像はサイズだけでなく、ファイル形式も表示速度に関係します。
よく使われる形式には、
- JPEG
- PNG
- WebP
- AVIF
などがあります。
写真であればJPEGやWebP、透過が必要な画像であればPNGなど、用途に合わせて使い分けることが大切です。
特にPNGは、画像によってはファイルサイズが大きくなりやすいため注意が必要です。
最近ではWebPなど、比較的軽量な画像形式を利用できる環境も増えています。
ただし、何でも新しい形式へ変換すればよいわけではありません。
画質と容量のバランスを見ながら調整しましょう。
3.WordPressのプラグインを入れすぎていないか確認する
WordPressでは、プラグインを追加することでさまざまな機能を利用できます。
非常に便利ですが、プラグインが増えるほど処理が増える場合があります。
特に、
- アクセス解析
- アニメーション
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- SNS表示
- キャッシュ
- セキュリティ
- バックアップ
などのプラグインを多数使用している場合は、サイトの表示速度に影響していないか確認してみましょう。
重要なのは、プラグインの数だけで判断しないことです。
10個入っていても問題ないサイトもあれば、1つの重いプラグインが原因で遅くなることもあります。
使用していないプラグインがある場合は、整理を検討してみましょう。
4.外部サービスを読み込みすぎていないか確認する
ホームページでは、自分のサーバー以外からデータを読み込んでいることがあります。
たとえば、
- Google Fonts
- Google Maps
- YouTube
- X
- アクセス解析
- 広告
- チャットツール
などです。
こうした外部サービスは便利ですが、読み込む数が増えるとページ表示に影響することがあります。
特にトップページへ多数のSNS投稿や動画を埋め込んでいる場合は、一度確認してみましょう。
「便利だから全部表示する」よりも、本当に必要なものだけに絞った方が、見やすさと表示速度の両方を改善できることがあります。
5.キャッシュが正しく利用されているか確認する
ホームページの表示速度を改善する方法として、キャッシュが利用されることがあります。
キャッシュとは、一度生成したページやデータを一時的に保存して、次回以降の表示を速くする仕組みです。
WordPressの場合、
- レンタルサーバーのキャッシュ
- キャッシュプラグイン
- CDN
- ブラウザキャッシュ
など、複数のキャッシュが関係する場合があります。
正しく設定できていれば表示速度の改善につながります。
一方で、キャッシュ機能を複数重ねて使用すると、設定によっては不具合が起きることもあります。
高速化のために何でも追加するのではなく、現在どのキャッシュ機能を利用しているのか把握しておくことが大切です。
6.レンタルサーバーの状態を確認する
WordPressを利用している場合は、レンタルサーバーの性能も表示速度に影響します。
同じWordPressサイトでも、使用するサーバー環境によって表示速度が変わる場合があります。
また、
- サーバー障害
- メンテナンス
- アクセス集中
- PHPの設定
- サーバー側キャッシュ
などが原因になることもあります。
特に、以前は普通だったのに突然サイト全体が遅くなった
という場合は、サーバー側で何か発生していないか確認してみましょう。
レンタルサーバー会社の障害・メンテナンス情報を見るのも一つの方法です。
7.スマートフォンでも確認する
ホームページの表示速度は、パソコンだけではなくスマートフォンでも確認しましょう。
パソコンでは高速なWi-Fiを利用していて問題なくても、スマートフォンの通信環境では遅く感じる場合があります。
また、スマートフォンでは画面が小さいため、
- 大きすぎる画像
- 不要なアニメーション
- 背景動画
- 複雑なレイアウト
などが負担になることもあります。
ホームページを制作するときは、
パソコンで速いから問題ない
と判断せず、実際のスマートフォンでも表示を確認することが大切です。
PageSpeed Insightsの点数だけで判断しない
ホームページの表示速度を確認するときに、
GoogleのPageSpeed Insightsを利用することがあります。
数値として確認できるため便利ですが、
点数だけを見てサイトの良し悪しを判断するのはおすすめしません。
たとえば、画像や機能をかなり減らせば点数を上げやすくなる場合があります。
しかし、それによって必要な情報やデザインまでなくしてしまっては意味がありません。
重要なのは、
- 実際に表示が遅くないか
- ユーザーが使いにくくないか
- 大きな問題が出ていないか
を確認することです。
点数は改善箇所を探すための参考として利用するとよいでしょう。
アニメーションの使いすぎにも注意
ホームページでは、スクロールに合わせて文字や画像を動かす演出もよく使われます。
適度に使えば印象的なデザインになりますが、使いすぎると表示や操作が重くなる場合があります。
特に、
- 大量のフェードイン
- 背景動画
- パララックス
- 複雑なJavaScript
- 大きなスライダー
などを多用している場合は注意が必要です。
デザイン性だけでなく、使いやすさとのバランスを考えましょう。
管理画面が遅い場合は原因が違うこともある
WordPressでは、
ホームページの公開画面は速いけれど、管理画面だけ遅いというケースもあります。
この場合は、
- プラグイン
- WordPressのデータベース
- 外部APIへの通信
- 管理画面上の通知
- サーバー環境
など、公開ページとは別の原因が考えられます。
反対に、管理画面は速いのに公開ページだけ遅い場合は、画像やJavaScript、外部サービスなどを疑いやすくなります。
どこが遅いのかを切り分けることが重要です。
表示速度を改善するときは一度に変更しすぎない
ホームページが遅いと、
「画像も圧縮して、プラグインも削除して、キャッシュも変更して……」
と、一度にいろいろ試したくなります。
しかし、一度に複数の設定を変更すると、
何を変更したことで改善したのか
分からなくなります。
また、不具合が発生した場合も原因を探しにくくなります。
できれば、
- 現在の状態を確認する
- 1つ変更する
- 表示を確認する
- 問題がなければ次を試す
という流れで進めるのがおすすめです。
WordPressの設定やプラグインを変更する場合は、事前にバックアップを取っておくと安心です。
まとめ|表示速度が遅いときは原因を切り分けることが大切
ホームページの表示速度が遅くなる原因はさまざまです。
まずは、
- 画像サイズを確認する
- 画像形式を確認する
- WordPressプラグインを確認する
- 外部サービスの読み込みを確認する
- キャッシュを確認する
- レンタルサーバーを確認する
- スマートフォンでも確認する
といったところから見直してみましょう。
表示速度を改善するときに大切なのは、やみくもに「高速化設定」を追加することではありません。
どこが原因なのかを一つずつ切り分け、それぞれに合った対策を行うことが大切です。
ホームページは速さだけでなく、内容の分かりやすさや使いやすさも重要です。
必要なデザインや機能を残しながら、無駄な読み込みを減らしていくのが理想です。
